
そんな中どのようなメンバーが「ニューアベンジャーズ」になったのか徹底解説していこうと思います。
「ニューアベンズジャーズ」メンバー紹介
エレーナ・ベロワ
ブラック・ウィドウ/ナターシャの妹。レッドルームで暗殺者として育てられる。姉ナターシャに匹敵する戦闘力の持ち主で、肉弾戦、格闘、ナイフ、武器の扱いなどあらゆる戦闘に長けており、MCUの中でも屈指のスパイキャラクター。ユーモアと皮肉の効いたセリフ回しが魅力。レッドルーム、家族などシリアスな背景を持ちながら人間味と親しみやすさを感じさせる性格。
登場作品
『ブラック・ウィドウ』(2021)
- MUC初登場。
- ナターシャと再会し、共にレッドルーム解体を目指す。
- 独特のユーモアと皮肉を交えたキャラクターで話題に。
『ホークアイ』(Disney+ ドラマ,2021)
- ナターシャの死後、彼女の仇としてクリント・バートン(ホークアイ)を狙う。
- 復讐心を抱えていたが、事実を知って和解。
バッキー・バーンズ
スティーブロジャース(キャプテン・アメリカ)の親友。幼い頃からの親友で、彼を守る兄貴分のような存在だった。一時は死亡したかと思われていたが、瀕死の状態でヒドラに回収され、ヒドラ製超人血清を打たれ「ウインターソルジャー」としてヒドラの暗殺者として人生を送ることに。洗脳が解かれてからは数多くのMCU作品に登場。サム・ウィルソン(2代目キャプテン・アメリカ)の盟友でもある。片腕はワカンダで強化されたヴィブラニウム製になっている。スパイ・暗殺者として長年訓練されており、多彩な戦闘スキルを持つ。
登場作品
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
- 初登場。スティーブ・ロジャースの親友として、第二次世界大戦を共に戦う。
- ヒドラとの戦いの最中、列車から落下して行方不明に。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
- 記憶を失い、ヒドラの刺客「ウィンター・ソルジャー」として再登場。
- スティーブとの戦いを経て、微かに記憶を取り戻す。
『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(2016)
- 過去の罪が発覚し、トニー・スターク(アイアンマン)との間に深い対立が生まれる。
- アベンジャーズ内の内戦のきっかけになる貴重な役割。
『ブラックパンサー』(2018)[エンドクレジットのみ]
- ワカンダで療養中の姿が登場。「ホワイトウルフ」と呼ばれる。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
- ワカンダで戦闘に参加。サノスの指パッチンにより消滅。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
- 指パッチンから復活し、最終決戦に参加。
- 最後、スティーブから盾を受け継ぐ場面で、サムに託す姿を見守る。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(Disney +2021)
- サムとバディを組み、元S.H.I.L.D.関係者として戦う。
レッドガーディアン/アレクセイ
ソ連版キャプテン・アメリカとも言えるユニークなキャラクター。キャプテン・アメリカの対抗馬として開発された存在で、超人的な身体能力を持つ。ソ連では「国民的英雄」として扱われていたが、冷戦後は忘れ去られる存在に。ナターシャとエレーナの偽装家族の父親役としてアメリカに潜入し、任務を遂行していた。お調子者で自惚れ屋な性格をしており、真偽は不明だが過去にキャプテン・アメリカと戦ったことがあると言っている。コミカルな振る舞いが多くニューアベンジャーズの中でも屈指の面白キャラである。偽装家族生活を任務以上に楽しんでおり、エレーナのことを実の娘のように思っていて、愛が溢れている。プライドが高く、見栄っ張りなところがお茶目で愛くるしい。
登場作品
『ブラック・ウィドウ」(2021)
- 任務のためにナターシャ、エレーナとアメリカの偽造家族を演じる。
- ミッション後はソ連に戻され、裏切りにより監獄へ。
- ナターシャたちと再会し、レッドルームの破壊に協力。
USエージェント/ジョン・ウォーカー
米軍陸軍出身のエリート兵士。数々の勲章を受けた英雄。スティーブロジャース(キャプテン・アメリカ)引退後、政府公認の「新キャプテン・アメリカ」に任命される。超人血清を打っており、身体能力は高いが、暴力性や衝動性も増した。優秀ではあるが、スティーブに比べ精神面の未熟さや道徳感のずれが目立つ。正義感はあり、任務に忠実ではあるが自分の正義を優先しすぎて周囲との亀裂を生む。戦闘スタイルとしてはキャプテンの象徴である盾に執着し、自作の盾を使い戦闘する。軍人としてかなり優秀だったため戦闘には長けている。
登場作品
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(Disney+,2021)
- 序盤では新キャプテンとして登場。世間からの注目とプレッシャーに晒される。
- 次第に精神的に追い詰められ、戦闘中に親友のレマー(バトルマスター)を失う。
- その怒りから、民間人を公衆の目前で盾で惨殺し、それが全世界に放映される。
- キャプテンの称号を剥奪され、自作の盾で再び戦場に戻るが、最終的にはサムと協力。
エイヴァ・スター/ゴースト
壁をすり抜けたり、物理攻撃を受け流したりすることが可能な「量子フェージング」の能力を持つ。前回登場時では能力が安定していなかったが、今作「サンダーボルツ*」では安定して能力を使用することができ、かなりの活躍ぶりであった。幼少期に父が量子実験に失敗し、その量子エネルギーを浴びて体が不安定な状態になった。結果として「フェーズシフト(位相変化)を起こす体質になり、半透明・非物質化が可能に。透明になれる体を利用し奇襲・かく乱が得意。特殊スーツを着用することで、能力の暴走を抑えている。前回登場から今回登場時の間が描かれていないためどのようにして能力を安定化したかは描かれていないが、今後描かれる展開があればかなり面白いだろう。
登場作品
『アントマン&ワスプ』(2018)
- ジャネット・ヴァン・ダインの量子エネルギーを狙って行動を開始。
- アントマンたちと衝突するが、最終的にヴィランというより生き延びるために戦っていた悲劇の存在として描かれる。
- 映画終盤でジャネットが彼女の体を一時的に安定化させ、命を救う。
- その後は姿を消し、動向は不明となる。
ボブ/セントリー
今作初登場となったキャラクター。複雑な家庭環境で育った彼は自暴自棄になり、彼が辿り着いたのは「人として強くなれると言われた」ので参加したセントリー計画であった。被験者全てが死亡し、失敗に終わったと思われていたセントリー計画ですが、ボブだけが成功しセントリーの能力を得た。セントリーの能力は太陽100万個を爆発させるのと同じ力を持つと言われている。そのスーツの見た目などからマーベル版のスーパーマンとも言えるだろう。超人を超えた力を得たボブであったが、元々精神的に不安定な性質であるため、悪い時は虚無に落ちていくことで、闇落ちしたヴォイドとなって全てを消滅させる能力を使ってしまう。皆で協力しなんとかヴォイドを抑え込めはしたが、セントリーとヴォイドは表裏一体。ヴォイドがいなくなればセントリーの力も発動できない。そんなボブはニューアベンジャーズの一員としてどのような人生を歩んでいきのか、これからが楽しみである。
登場作品
『サンダーボルツ*』(2025)
今後の展開予想
「ニューアベンジャーズ」が登場するのは2026年5月公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』だと予想します。サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)が新たなアベンジャーズを集めている最中なので、真のアベンジャーズをめぐって対立やいざこざが見られるかもしれません。
エンドクレジットでは14ヶ月後が描かれていたので、「ニューアベンジャーズ」が活動していることには間違ありません。市民たちはどのように感じているのか、今後認められていくのかは見ものです。
次回作は別アースの『ファンタスティック4」が2025年7月に公開予定です。別のアースの物語がどう交わっていくのか気になります。
まとめ
今回は「ニューアベンジャーズ」のメンバーについてまとめました。賛否はありますが、個人的にはかなり面白い作品だったと思います。まさに「アベンジャーズ」1作目を見ているような感じでした。今後このメンバーたちがどのように活躍していくのかが楽しみです。
マーベルの作品は映画数が多すぎて興味はあるのに諦めてしまっている人も多くいると思います。少し前からDisney+でのドラマ展開も始まりましたし、全くの初心者からしたらかなりハードルは高いと思います。しかし、それにも勝る高揚感や感動がどの作品にもあります。少しでも興味がある人は最初は流し見でもいいと思います。何か作業をしたりしながら気軽な気持ちで見てみてください。きっと途中から作業の手を止め、画面をかじりつくように見てまうと思います。今現在公開されているMCU映画はどれも面白いものばかりです。何か気になることがあればいつでもコメントください。
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